ハーブ公園





 
  アーティーチョーク      アシタバ       エキナセア     
  オレガノ   カモミール・J   カレープラント
  キャットニップ   コリアンダー   サラダバーネット
  ステビア   クラリーセージ   コモンセージ
  ゼラニウム    コモンタイム   クリーピングタイム
  ダンディライオン   チコリ   チャービル
  ナスタチューム   バーべイン   バジル
  フェンネル   ベルガモット   ポットマリーゴールド 
  ボリジ    レモンバーム   ローズマリー 
           


              アーティーチョーク

 アーティチョークは、ヨーロッパやアメリカなどではポピュラーな野菜です。
キク科の多年生植物です。地中海原産で、欧米では野菜として昔からつぼみの部分が食べられています。近年は日本でもフレンチやイタリアンのレストランのメニューの中によく見かけるようになりましたが、一般家庭にはまだまだ縁遠い食材のようで、スーパーなどで私たちが購入する価格は1個(200~500g程度)およそ1200~1500円程度で売られています。国内ものは4月頃~7月頃まで市場に出回り、食べ頃の旬の時期は5月~6月頃です。野菜としては高価な価格です。

味はそら豆に似たような味で、独特の苦みと甘みがあります。でも一度食べると癖になる味わいだそうです。食感はいもに似て、水溶性食物繊維に富む。葉にはシナリンを含み、肝臓の解毒に効果がある。 シナリンには味蕾の甘味受容体の働きを阻害し、アーティチョークを食べたあとに食べるものの味をなんでも甘く感じさせてしまう働きがあります。よくTVで見かけます。






基本の食べ方は、ガクのつけ根の肉厚な部分を、歯でこそぎ取るようにして食べるのが一般的な食べ方です。味付けは、マヨネーズやオイル系のソースがおすすめです。芯の部分は、甘みのあるホクホクとした食感が味わえます。

             公園のアーティーチョーク



 


              アシタバ(明日葉

アシタバ(明日葉)はセリ科シシウド属の植物。日本原産で、房総半島から紀伊半島と伊豆諸島の太平洋岸に自生する。 多年草で草丈1メートル前後に育つ。

和名アシタバ(明日葉)の名は、強靱で発育が早く、「今日、葉を摘んでも明日には芽が出る」と形容されるほど生命力が旺盛であることに由来する。葉と茎は食用にされ、主に若葉を食べる。香りと味に独特のクセがあるため、天ぷらやバター炒め、おひたし、マヨネーズ和え等、多少クセを抑える調理法がとられる。特に伊豆大島では、アシタバを椿油で揚げた天ぷらが名物料理になっている。

便秘防止や利尿・高血圧予防・強壮作用があるとされ、緑黄色野菜としてミネラルやビタミンも豊富に含まれる。特に、塩分を体外に排出する作用があるカリウムと、がん予防に役立つとされているβ-カロテンが多く含まれているのが特徴である。

栄養価の高い健康野菜としても注目されていて、「青汁」などの飲料の材料として利用される。





  
                
            エキナセア・プルプレア

エキナセアは、北米原産のキク科の多年草で、夏から秋にかけて紫色の花を咲かせ
ます。エキナセアの中で、研究が進められている種類は、エキナセア・プルプレアです。免疫機能を高め、感染症の予防などに効果があるハーブとして、欧米を中心に広く利用されています。

1870年代に、アメリカの町医者H.C.F.マイヤーは、先住民たちからエキナセアの効能について学び、治療薬として利用し始めたことをきっかけに、アメリカでエキナセアに対する注目が高まりました。その後エキナセアがヨーロッパに持ち込まれ、ドイツを中心に研究が進められることとなりました。その中で、エキナセアが免疫機能を高め、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防・治療に役立つことが明らかになりました。

現在、エキナセアがドイツで医薬品として取り扱われているほか、アメリカではエキナセアがサプリメントとして流通しています。

風邪の予防のためにエキナセアを摂取する場合は、2週間続けた後に、1週間休むというサイクルを繰り返すと効果的だと考えられています。エキナセアはキク科に属する植物のため、キクにアレルギーを持つ人・妊娠中・授乳中の人は注意が必要です。
     
            我が家の庭のエキナセア







               オレガノ

オレガノはシソ科の多年草。ヨーロッパの地中海沿岸地方が原産。香辛料として使われる。和名はハナハッカ(花薄荷)。現在は、薬用として用いられる事はほとんどない。

葉はよい香りと、ほろ苦い清涼感があるため、生もしくは乾燥させて香辛料として使われる。生葉より乾燥させたほうが香りが立ち、トマトやチーズと相性が良い。主にイタリア料理、メキシコ料理などで使われる。メキシコ料理によく使われるチリパウダーに不可欠、イタリア料理のピッツァにも欠かせないスパイスである。

耐寒性があり丈夫で育てやすいが、日本の高温多湿には弱いので、茂りすぎて蒸れないように管理する。地下茎で広がりので、1年に1回は株を整理するとよい。さし芽や株分けで、香りのよい株を増やすことができる。



             

                
            カモミール・ジャーマン

 カモミールティーとして飲まれるジャーマンカモミールは、苦みが少なく、抗炎症作用、抗アレルギー作用のある「アズレン」という成分を多く含んでいます。特に、消化器の粘膜の炎症を抑える働きがあることから、胃痛や胃炎を沈める効果が期待できます。また、喉の痛みや口内炎を抑える効果もあります。他にも花粉症で鼻がつまってつらいときには、カモミールティーの蒸気を鼻から吸い込むのがおすすめです。

また、近年はジャーマンカモミールに含まれる
「アピゲニン」という成分にも注目が集まっています。アピゲニンとは、セロリやパセリにも含まれる抗酸化作用のあるフラボノイドの1種で、新しい脳細胞を作り、それぞれの脳細胞をつなぐシナプスの働きを高める効果があるそうです。さらに、アプゲニンには乳がんのリスクを低下させる働きもあることが近年明らかになりました。







              カレープラント

カレーのようなの匂いを放つハーブでそのユニークさがガーデンでの楽しみを
増やしてくれそうです。特に子供達には大人気です。

カレーの香辛料として使うことはないですが、銀白を散りばめたような薄グリ
ーン色の細い繊細な葉が美しく観賞用として楽しめます。シルバーガーデンや
花壇の縁取りの選択肢として知っておきたい植物です。

イギリスではイングリッシュガーデンに好まれて用いられているようです。黄
色の花をまばらに咲かせ、その独特な花姿はドライにしてもほとんど形を変え
ないので、クラフトづくりにも最適です。






              キャットニップ

イヌハッカは、シソ科イヌハッカ属の多年草でハーブ。英名由来のキャットニップという名でも知られる。

英名の Catnip には「猫が噛む草」という意味がある。イヌハッカの精油には
ネペタラクトンという猫を興奮させる物質が含まれている。猫がからだをなす
りつけるので、イヌハッカを栽培する際には荒らされることも多いが、この葉
をつめたものは猫の玩具としても売られている。

キャットニップは耐寒性が強く、日当たりと水はけのよい場所を好みます。繁殖力も強く、育てやすいハーブです。茎はまっすぐに伸びて高さ100㎝ほどまで生長し、5~8月頃にかけて白や青紫の花を咲かせます。

縁がギザギザの葉は、生葉でも乾燥葉でもティーに使用できます。(乾燥でも香りは残ります。)キャットニップティーはすっきりとした味で、ミントに似ている。








               コリアンダー

コエンドロは、セリ科の一年草である。日本には10世紀頃に渡来した。英語由来のコリアンダー、タイ語由来のパクチー、中国語由来のシャンツァイ(香菜)とも呼ばれ、日本ではこれらの名前で野菜および香辛料として流通している。

「コリアンダー」はパクチーの英語圏での呼び方。カレーにも使われるスパイスです。その由来は、紀元前から重要なスパイスとして使われてきました。古代エジプトでは、薬や香辛料としてだけではなく「幸福のスパイス」として、死者と一緒に墓に入れる習慣もあったそうです。
コリアンダーはよく熟した種子を摘みとって、乾燥させたものです。葉の部分とは違い、クセの少ない風味なので使いやすく、ソーセージやシチューなどの肉料理や、ピクルスなどの野菜料理、パウダー状にしてチャイドリンクやクッキー、パウンドケーキなどの焼き菓子に使用されています。

甘くさわやかで、ほんのりスパイシーなコリアンダーのパウダーは、桃や洋ナシのコンポートとも相性がよく、かけると風味が際立つ。







              サラダバーネット

 サラダバーネットとは、「ベジタリアンのハーブ」とも呼ばれるバラ科ワレモコウ属のハーブです。葉にはタンニンやビタミンAが含まれているため、日焼けや炎症を抑えたり、傷口の止血などに使用されます。また、サラダやスープ、葉を煎じてお茶としても食されている。

ヨーロッパ~温帯アジアが原産で、ヨーロッパでは、古くからハーブガーデンには欠かせないハーブとして親しまれてきた。

キュウリに似た風味があるためやわらかい若葉をサラダやスープに散らしたり、葉を刻んでバターやクリームチーズに混ぜこんで使用します。また、冷たい飲み物に添えて香りづけとしても使用できる。また、若葉をお酢に漬けてハーブビネガーにすることもできる。






               ステビア

ステビアとは、パラグアイをはじめとする南アメリカ原産のキク科ステビア属の
多年草である。

ステビアは甘味成分として、テルペノイドの配糖体を含んでいるため、甘味料と
して用いられる。ステビオシドはショ糖の300倍の甘味度を持ち、原産国の1つ
であるパラグアイでは、古くからマテ茶などに甘味を付与するためや薬草として
用いられてきた。

現代においても、ダイエット用食品や糖尿病患者用メニューなどに砂糖の代わり
として用いられることがある。

ステビアは1971年に大阪の守田化学工業によって世界で初めて商品化された。
甘い味の醤油が好まれる九州地区向けの醤油には各メーカーがステビアを用いる
ことも多い。また1990年には大塚製薬の清涼飲料水である「ポカリスエット ス
テビア」が発売された。


2003年3月に日本が中心となり、厚生労働省を通じてJECFAへ申請し、2004年6月には、ステビア甘味料の暫定ADI(1日摂取許容量)が設定された。2007年6月には正式なADIが定められた。








                クラリーセージ

クラリセージはシソ科アキギリ属の一種で2年草のハーブ。民間療法として種子がよく目の疾患に用いられてきたため、「奇麗な目」として知られてきた。鋸歯のある葉は観賞用にもなる。 セージ(ヤクヨウサルビア)とは同属別種。

アロマテラピーで香りを吸入することで気分を穏やかにし、幸福感を起こさせるといわれる。 抗痙攣性があり、消化器疾患、たとえば腸内ガスと消化不良などに用いられる。強壮作用と鎮静作用も認められ、神経疲労、月経痛と月経前の障害を軽減する。また、エストロゲン刺激作用があり、無月経、月経不順、更年期障害のほてりにも有効。痔にも効果があるという。



精油は、ほのかに甘みと温かみを含んだスパイシーな香りがします。様々な優れた特性があり、多様な目的に使えるため、アロマテラピーでは頻繁に使用される素晴らしいエッセンシャルオイル(精油)の1つです。


クラリーセージのエッセンシャルオイル(精油)について特筆すべきことは、スクラレオールという成分を含んでいることです。スクラレオールは女性が体内で分泌する成分に構造をしていることから、主に女性的領域で特性を発揮するとされています。クラリーセージは、女性を力強く支えてくれるエッセンシャルオイルと言えます。

精油を内服しないこと。妊娠中使用禁止。



       

               コモンセージ

コモンセージは、地中海地域原産のシソ科アキギリ属(サルビア属)の常緑多年草
です。料理に使用されるスパイスのセージは、コモンセージの葉を乾燥させたものです。古代ローマでは、薬用として、あるいは神聖な儀式で使用されていました。
ヨーロッパでは何世紀にも渡って栽培されているハーブです。

灰色の葉には強い香りがあり、殺菌作用や消化促進に優れています。脂肪の多い肉料理の香り付けに使われます。火を通すことで、良い香りに変わります。

生の葉を細かく刻んで、お肉にまぶしたり、ひき肉に混ぜたり、ハンバーグに利用してみてください。きっと美味しさと、セージの良さが実感できます。
葉っぱに衣を付けて、てんぷらにして食べても美味しい。







              
                ゼラニウム

多年草や半低木のものが多いが、一年草もある。また、多肉植物や匍匐性、蔓性になるものがある。約230種が知られており、種の大部分は亜熱帯、熱帯に分布し、半耐寒性のものが多い。葉は普通対生または螺旋状につき、単葉で、掌状もしくは羽状の切れ込みや鋸歯のあるものが多く、無毛のものと有毛のものがあり、強い匂いのあるものが多い。

一般にゼラニウムと呼ぶのは、四季咲き性のもので、日本で栽培されているのは大半はこの系統である。花色などのバリエーションが多い。センテッド・ゼラニウムは、りんご・みかん・ばらなどの香りがある系統で、近年ハーブとして愛好者が増えている。





              
               コモンタイム

シソ科イブキジャコウソウ属に分類される常緑性の低木です。西洋料理に欠かせないハーブとして広く親しまれています。

世界には300~400種があるとされるほど種類が豊富。大別すると、コモンタイムのように茎が上に伸びる立性のタイプと、クリーピングタイムのように地面を這うほふく性のタイプに分かれます。

一般にタイムと呼ばれるのは立性のコモンタイムです。ハーブを束ねたブーケガルニや肉の臭み消しなどとして料理に使われる。。

タイムの香りは品種によって異なり、甘い香りから柑橘系の香り、清涼感のある爽やかな香りまでさまざまです。コモンタイムの他に、レモンに似た香りを持つレモンタイムが料理用のハーブとして人気です。ミツバチが好む小さな花は初夏から夏にかけて咲き、ガーデン材料としても活躍します。日当り、水はけの良い場所で乾燥ぎみに育てます。梅雨時や真夏の高温多湿で蒸れやすいので、花後株を切り戻したり枝をすいてやると良い。



             
            クリーピングタイム

クリーピングタイムは、ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアに分布するシソ科イブキジャコウソウ属の多年草です。

葉には爽やかな芳香があり、触れると香りが広がります。
タイムの仲間ですが、通常はハーブとして料理には使用しません。

茎は細くて地面を這い、淡褐色で、分枝して節から根を出し、群落をつくる。 枝には短毛があり、先が少し立ち上がる。 古い茎は木質化する。
葉は長さ5~10ミリと小さく、肉厚、鈍頭の卵形~狭卵形で、対生し、 全縁である。 葉の両面に分泌腺があり、葉に芳香がある。
枝先の短い花穂に、 長さ5~8ミリの紅紫色の唇形の花を多数咲かせる。

日当たりと水はけ、風通しの良さを好み、耐寒性がある。 過湿は嫌い、真夏は半日陰がよい。 地域によって冬に地上部が枯れることがあるが、春にまた芽吹く。グランドカバーとして利用される。









             ダンディライオン

世界中で古くから薬草として使われていました。体内の浄化力に優れたハーブです。使用する部位の違いで、葉(ハーブ)と根(ルート)と二種類あります。日本でも生薬として、健胃剤、下剤、母乳分泌促進などに使われています。根をから煎り抽出したものをノンカフェインの「タンポポコーヒー」と言い、人気があります。

ダンデライオンは、肝臓や胆のうの不調にいいハーブとして使われています。日本でも古くから健胃剤、利胆剤、緩下剤、催乳剤として利用されてきました。体の浄化力が高まり、二日酔いや肌荒れにも有効です。腸内環境を整えるので、便秘にも役立ちます。利尿作用によってさらにむくみを緩和してくれます。利尿作用を期待する場合は、カリウムが多い葉を使用します。







                 チコリ

原産はヨーロッパから中央アジアにかけての地域である。北アメリカに持ち込まれて帰化し、道路わきの雑草のなかにチコリーが生えているのを見ることができる。チコリーは多年草である。

イタリアではチコリーの変種を栽培品種化したものの総称をラディッキオと呼ぶ。中でも赤い品種群はラディッキオ・ロッソと呼ばれ、高級食材とされている。日本ではフランス流のトレビスという名で流通している。

一般の市場で流通している、いわゆる「チコリー」は、肥培した株から出させた芽を遮光栽培したものであり、主にサラダとして賞味するほか、ソテーして付け合せにしたり、グラタン、リゾットなどに使う。根を炒ったものをコーヒーの風味づけや代用品[4]にも使う。茶代用品(茶外茶)として飲むこともできる。



               
               チャービル

ロシア南部~西アジア原産で、花後に枯れる一年草です。葉を料理の風味付けなどに利用するハーブで、古代ローマ時代にはすでに利用されていました。日本には同じ仲間のシャク〔A.aemuld〕が自生します。シャクはヤマニンジンとも呼ばれ、若芽が山菜として利用されます。


ヨーロッパでは最もポピュラーなハーブの一つで、魚、肉、乳製品など幅広く利用されます。オムレツやソース、ドレッシングなど料理の風味づけのほか、サラダや料理の彩りに添えられます。用途の広さや性質はパセリに似ていますが、パセリに比べると風味が軟らかく、甘い芳香があり、「グルメのパセリ」とも呼ばれます。熱を通し過ぎると香りが飛ぶので、生か生に近い状態で利用することが多いです。

他のハーブと組み合わせることで相乗効果的に風味が引き立ち、フランスのフィーヌ・ゼルブ(チャービル・チャイブ・タラゴン・パセリを刻んで混ぜ合わせたハーブミックス)やドイツのフランクフルター・グリーンソース(7種のハーブにサワークリーム・ヨーグルト・マヨネーズなどを混ぜたソース)には欠かせません。



             

              ナスタチューム

ナスタチウムはノウゼンハレン科ノウゼンハレン属の植物です。熱帯性気候の地域では多年生として、温帯性気候の地域では一年生植物として成長します。原産地は南アメリカで、クレソンによく似た風味がある。

ナスタチウムの花、蕾、葉にはピリッとした辛味があります。そのためサラダに用いられたり、ビネガーの調味用に用いられたりしています。花はその華麗さから、野菜料理、魚料理、赤肉料理、飲み物に添えて装飾として用いられます。未熟な果実はピクルスにされて食べられますが、多量に摂取すると下痢を起こすことがあるので、注意する必要があります。またすりおろすとワサビの代用としても利用できます。
ナスタチウムを利用する際、園芸店で売っているものは食用消費向けではないため、食料専門店で選んだほうがよい。

グルコシアン酸、ピラントール、ミロシン、シュウ酸、ビタミンCが含まれています。多くの薬効が期待できる植物です。 特に葉にはビタミンCや、鉄分などが多く含まれています。またアブラムシを遠ざける防虫効果がある。




              
               バーべイン

クマツヅラ科 クマツヅラ属の多年草
別名は、コモンバーベル、コモンバーベイン、和名はクマツヅラ
バーベインは、神経系への強壮作用と鎮静作用にすぐれたハーブとして利用され
ます。このハーブには憂うつや不安、イライラを鎮めて、気持ちを穏やかにする
効能があります。ストレスに対する抵抗力も強化すると言われています。

また、このハーブはストレスによる食欲不振を解消し、過食時には消化をサポートしてくれます。その他にも歯茎の強壮に用いられたり、肝臓を刺激してその働きを強化するのにも役立つと言われています。





                バジル

バジルはインド原産のシソ科の一年草で、暖かい場所を好み、日本の夏の時期に育てやすいハーブです。バジルはイタリア料理、特にトマト料理と相性が良く、肉料理やパスタ、サラダ、スープなどに使われ、胃腸の機能を整える効果やリラックス効果を有します。

バジルはインド・アフリカ原産のシソ科の一年草[※1]で、暖かい場所を好み、日本の夏の時期に育てやすいハーブです。バジルは熱帯アジア、アフリカなどの広い範囲で分布し、寒さに弱く、湿り気と有機質に富む土を好みます。バジルは春に種を撒くと夏ごろから花を咲かせます。

バジルは150種類以上もの品種がありますが、一般に料理などで使用されているものは「スイートバジル」です。バジルは主に食用として利用されていて、殺菌効果や消化を促進する効果や胃炎などの胃腸の諸症状を改善するともいわれています。バジルはイタリア料理、特にトマト料理と相性が良く、肉料理やパスタ、サラダ、スープなどに使われます。
また、バジルの香りは、香り立ちのスピードが速く、すぐになくなってしまうため、料理の仕上げに用います。バジルの葉の香りは金気を用いると、消え去ってしまうため、細かくして用いる場合には包丁よりも手でちぎった方が良いといわれています。




            
                 フェンネル

フェンネルはセリ科ウイキョウ属の多年草植物で、ハーブの一種です。原産地は地中海沿岸から西アジアにかけてです。日当たりさえよければどこでも育つといわれています。草丈1~2mにもなる大型のハーブで、鳥の羽のように広がった糸状の細い葉と傘を開いたような形に咲く黄色い小花が特徴です。葉・茎・種子すべてを利用することができ、特に葉は薬用に、茎は野菜として食用に、種子は香辛料として多く利用されます。

フェンネルの持つ独特の芳香は魚の生臭さや脂っぽさを消す効果があります。そのためヨーロッパでは「魚のハーブ」と呼ばれています。また、乾燥させた種子はアニスに似たすっきりとした甘さとぴりっとした風味があり、フェンネルは魚の香草焼きに欠かせないハーブとなっています。

イタリアでは、パンを焼くときにフェンネルの葉をパン種の下に敷いて風味づけとして使います。他にも、ソースやスープ、若葉はオリーブ油やお酢に漬け込んで調味料としても使われています。フェンネルの種子はカレー粉の主原料のひとつで、そのまま、または砕いてパンやクッキー、ピクルスの風味づけとしてよく利用されています。



             
              ベルガモット

ベルガモットはイタリア南部のカラブリア地方が原産地のミカン科の植物です。サワーオレンジとレモンまたはライムを交配させてできたものとされて
います。

ベルガモットには、酢酸リナリル、リモネン、リナロールなどが含まれています。精油として使われることが多く、オイルは圧搾法により果皮から抽出されます。甘い柑橘系の香りをしており、ストレスをやわらげる働きや体を温める働きがあります。

精油はアロマテラピーや香水、紅茶の香りづけとしても利用されています。甘い柑橘系の香りをしており、ストレスをやわらげる効果や体を温める効果があります。

ベルガモットは主に精油を入浴や足浴、芳香浴で使用します。入浴や足浴で用いる際には、精油を少量たらして使用します。入れすぎると刺激が強く、肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりすることがあるため注意が必要です。

ベルガモットの香りの中心となる成分はリモネンです。香水に利用すると高級感が出ることで知られています。また、香水以外では高級化粧品の香りにも用いられています。



           

             ポットマリーゴールド

キンセンカ(金盞花)は、キク科の植物。別名はカレンデュラ、ポットマリーゴールド。 最盛期は3月~6月、朝方に開花する一日花。原産地はヨーロッパ南部。
「皮膚のガードマン」とも呼ばれ、傷ついた皮膚や粘膜、血管を修復し、保護してくれます。日焼けや皮膚の炎症を鎮めたりといった効果を発揮します。

近年は植物名が文献上マリーゴールドと同一とされているものもある。名前の頭の「ポット」は「食用にできる山菜または野草」という意味があり、昔から料理用に使われてきた歴史がある。

日本では観賞用として花壇などに植えられるが、ヨーロッパでは原種はハーブの1つに数えられ、エディブル・フラワー(食用花)である。キンセンカの軟膏は火傷からにきびまで幅広い皮膚のトラブルの治療薬になると考えられている。 「貧乏人のサフラン」、「エジプトサフラン」と呼ばれるように、花弁がサフランの代用品として利用されることが多い。




            
                ボリジ

ボリジとは、ムラサキ科の1年草のハーブで、楕円形の葉や茎が白い繊毛で覆われているのが特徴です。地中海沿岸やモロッコ原産のボリジは高さが30~60cmまで成長する植物で、春から夏にかけて星形の青い花を咲かせます。葉や花は食用として利用される他、花の青色はマドンナブルーといわれ染料としても利用されるなど幅広く活用されています。

飲み物にボリジを入れる習慣は、ヨーロッパで長く続き、特に勇気を奮い立たせるために戦いの時、ボリジ入りの盃がよく用いられたとされます。また、葉と花に解熱作用があることから暑い時の飲み物に強壮と清涼感を加えるためにも用いられました。

ボリジの花は軽い甘みと酸味があり、サラダやデザートの飾りやハーブティーに浮かせたり、砂糖漬けにして利用されます。花を白ワインに浮べると花の色が青からピンクに変化するので、その様子を楽しむこともできます。ボリジの葉はきゅうりのような味がするといわれ、主に若葉がサラダとして利用されます。大きくなると舌触りが悪くなるため湯でてから利用します。また、ボリジの種子から圧搾される油はボラージオイルとして化粧品にも利用されます。






                
               レモンバーム

レモンバームはシソ科の多年草[※1]ハーブで、レモンに似た良い香りを持つミントの仲間です。主要な成分として、精油成分、タンニン類、フェノール酸、ロスマリン酸などが含まれます。レモンバームには精神の高ぶりを鎮め、頭痛や腹痛などの痛みをやわらげる働きがあります。最近の研究では、アルツハイマーの予防や放射線防御の効果が期待できるといった実証的研究も行われています。

レモンバームには精油成分が含まれており、シトロネラールやシトラールが知られていて、神経を落ち着かせ、気分を高めます。シトラールは、防臭剤、軟膏、殺虫剤に香りをつけるためにも使われています。その他にもタンニン類、フェノール酸などが含まれます。


フレッシュレモンバームを買うときは、茎や葉がしっかりしていて、黒い斑点がないことを確かめてください。生でも、ドライハーブとしても使えます。特に刺激の強い食べ物とよく合うといわれています。レモンバームの香りは揮発しやすいため、料理の直前に加えるようにすると、よりおいしくいただけます。









               ローズマリー

ローズマリーは地中海沿岸地域の、特にフランス、ユーゴスラビアの西部海岸地方の石灰質の丘陵上に広く分布している多年草の常緑樹です。花期は5月~6月で、全草を採集します。シソ科マンネンロウ属の植物で、ハーブの中でも1、2を争うほど、美しい花を咲かせることで知られています。ローズマリー(rosemary)という名前は、ラテン語のros marinus(海のしずく)を意味しており、海岸にごく近い所に育つことに由来します。


ヨーロッパにおいて好まれるハーブの1つで、肉料理の下処理や加熱調理時に添えることで、風味を整えると同時に、料理を長持ちさせることが知られており、天然の酸化防止効果や抗菌効果をもっています。

葉には、香りのもととなる精油成分が豊富に含まれています。精油には、抗菌作用のあるシネオールや、活性酸素を抑制するカルノシン酸、カルノソール、ロスマノールなどのジテルペンが含まれています。ローズマリーの香りは持続性が高く、樟脳に似ています。調理に使う場合は他の材料の味や香りを隠してしまうほど強いため、控え目に使用してください。