精油と偽和

エッセンシャルオイル(精油)の生産量と消費量に関する矛盾は多い。ラベンダーの主産地であるフランスの生産量は、1960年代後半から1990年代までの約30年間で、7分の1以下にまで減少しています。一方でこの間の世界のラベンダー油の消費量は100倍以上に急増しています。

この矛盾は、生産から流通のどこかで間違いなく
「偽和」と呼ばれる詐欺的行為が、かなり広範に行われていることを示しています。「偽和」とは100%天然純粋のエッセンシャルオイルに、多量の別の安価な精油や、合成物質を「混ぜ物」として加え精油を大幅に増量する偽装行為です。うまく偽和された精油は、それなりの香りがしますので、見た目や香りで偽物であることを見破るのは困難です。

そこで志賀島ハーブランドとしては、本物志向の人達のために100%の精油を蒸留して、少量でも提供して行きたいと思います。今年はスペアミントとペパーミントの交配種「シュウミント」を作ります。スペアミントの香りにペパーミントの精油の含有量が期待出来ます。まだ誰も蒸留した人はいないでしょう。どんな香りになるか楽しみです。